コウモリフェスティバルでヒメヒナコウモリに出会った

2013年7月17日

カニ太郎

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来たる7月13日-14日と毎年恒例のコウモリフェスティバルに出展させていただきました!

今年は北海道大空町という場所で開催、女満別空港そばという立地でアクセスも良かった?せいか大盛況!

大空町は日本で初めてヒメヒナコウモリのコロニーが確認された場所であり、全国ニュースにもなった。

そのヒメヒナコウモリを一目見ようと全国から大勢のコウモリファンが押し寄せてきた、ということです。

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会場の後ろの方に自動撮影カメラバットディテクターを展示させていただいた。

各コウモリ専門家による研究発表、雪の中で冬眠するコテングコウモリの話など興味深い話ばかり。

カニ太郎の地元、旭川にもコウモリがたくさんいます。その旭川のコウモリの居場所を地図にしたコウモリマップをオサラッペコウモリ研究所が作成し、販売しています。なんという旭川住民以外に需要がないものだ!しかし旭川住民なら買うしかない!!詳細

早速旭川きってのコウモリ好き、カニ太郎も購入。しかしその日の懇親会で希望者に無料で配られたのであった。。

20130713_190908観察会は地元の小学生など100名以上が参加!かつてない規模

19:30を周ったあたりに期待通り飛び立ってくれるヒメヒナコウモリたち。空気読めるぜ。

そしてすぐカスミ網で捕えられる。調査のためなので少し我慢。

20130713_195838専門家による身体測定

その後、参加者にヒメヒナコウモリの特徴など説明してくれた。

ヒメヒナコウモリはヒナコウモリとは異なり乳頭が2対あるとのこと。ということはそれを確認しなくてはならない。

20130713_200616みんないる中、明かりを照らされ乳頭を見られるヒメヒナコウモリ。恥ずかしくてたまらないだろう。

大盛況の観察会の後は待ちに待った懇親会。

その中でコウモリグッズ チャリティーオークションには毎年うちのバットディテクター SSF BAT2を出品させていただいている。

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今年もメイン商品として登場。お酒が入り口がまわらないのカニ太郎の説明の後、オークション開始!

今年も超お得な価格にて落札!落札代金はコウモリ保護に役立てられます。

コウモリフェスティバルの懇親会は毎年翌朝まで続き、夜行性のコウモリと同じく外が明るくなった頃、就寝。

翌朝(というか2時間後)、目が覚めて外に出てみると突き抜けるような快晴!

20130714_090622昨日、あんなに騒がしかったヒメヒナコウモリの寝床も落ち着きを取り戻していた。

改めてこの建物の周りを見渡す。

20130714_090825壁の隙間に糞があったり

20130714_090756壁の隙間が大きく開いていたり

コウモリが住み着きやすい環境が揃っている。

でも同じ場所でちゅんちゅん鳴くスズメたち。共存できるのか?聞いてみたところ、スズメは昼間に活動、コウモリは夜活動。

お互いの生活に支障がないのでは、とのこと。なるほど。

2日目は動物写真家 中島さんによる子供向けのお話会。子供向けにも関わらず僕にもわかり易かった。

20130714_113614会場のコウモリの会グッズ販売も絶好調

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会場にはコウモリの標本も多数展示

実はコウモリの生態はあまり知られていない。子供たちから専門家への質問でも専門家が「どうしてなんですかね~」と答えることがあるくらいだ。

しかし実際に見てみるととてもかわいらしく、その「謎」の生き物に魅せられること間違いないだろう。