WatchDog 1000シリーズでSMEC300を使うための、3つのこと

2013/9/5 By ボリボリ

 今日はやけに黒い雲が押し寄せます。明るいかと思えば暗くなったりします。

今日の空模様

雨雲ズームレーダーではそうでもない感じですが、雨がときどき降っています。まったくおかしな天気です。 このあたりの雨雲ズームレーダーの図 この雨雲ズームレーダーは直近の空模様を確認するには、とても便利ですね。この先2時間程度の予測が高確率でできます。わたしなんぞは、外で調べ物をしたい率が非常に高いので結構重宝させていただいています。でも、今日のような通り雨はあまり教えてくれません。がっつり降る時に、便利です。

湿度のおかげか、先週よりも朝夕に冷えていない気がします。過ごしやすいちょうどよい気温です。洗濯物がなかなか乾かないことを除けばですが。

天候に文句をいってもしかたないのでこれくらいにして、Spectrumの製品についてご案内します。

WatchDog1000シリーズ

試験研究機関や大学の皆様にお使いいただいているWatchDog 1000シリーズですが、以前新しいセンサーであるSMEC300が登場した時に、ロガーの方が対応するようにファームウェア(以降FW)がアップグレードされています。FWのバージョンは2.0であれば問題ないです。

確認の場所は、ユーザーの皆さんがWatchDogのLaunchをする時にご覧になる、SpecWareのセンサーを設定するウィンドウに表示されます。 このバージョンが、2.0以降であればSMEC300に対応しています。つまりSpecWareでセンサーを選択する時に、プルダウンメニューに”SMEC300”が登場するのです。 一方、FWが2.0より以前(1.X)ですと、プルダウンメニューに”SMEC300”が登場しません。 弊社で販売をしているWatchDog 1000シリーズでは、昨年の5月までは1.Xバージョンの1000シリーズを販売しました。というのもSMEC300は昨年の5月末に販売を開始しましたものですから。 2012年5月以前にWatchDog 1000シリーズをご購入のユーザー様がSMEC300を使用する必要がある場合は、セルフでFWのアップグレードが可能です。

FWのアップグレードは、それほど難しい作業ではありません。ありませんが、万が一失敗してメーカーのサポートが必要になった時は、いろいろお金がかかりますので気をつけてください。 いろいろな状況があるとは思いますが、WatchDogの電池に十分な残量があることやスペックウェアのインストールされたPCの動作や電源供給にも問題が無いことを確認してから行う必要があります。

もう一つ、SpecWareソフトウェアが、9.04以降のバージョンである必要があります。ありますが、9/4現在スペクトラムのHPで公開されているSpecWareのバージョンはなんと難ありです。もしよければ、こちらを読まれたあとに↓のブログも読んでください。そして、困っていらっしゃる方はご連絡ください。Build0249をお使いいただけるようにいたします。

Spectrum製 SpecWareソフトウェアのBuild0254はちょっと待った!

さて、ファームウェアのアップグレードに成功し、めでたくSMEC300を使用できるようになった時、もう一つ気をつけることがございます。 SMEC300は、3つのセンサーが一体になっていますので、ポートを3つ使うことと一緒です。WatchDog 1000シリーズには、ポートを4つまで接続できるモデルもありますが、1台の1000シリーズに接続可能なSMECセンサー数は、最大2つまでです。 WeatherStationも含めて接続できるチャンネルと個数を表にしました。

モデル#

ファームウェアの

バージョン

接続できる

センサーの数

接続できる

チャンネル

1120,1225, 1250

N/A

0

1400, 1650

2.0

2

A, D

1200, 1425, 1450, 1525

2.0

1

D

2400, 2425

3.5

1

A

2450, 2475

N/A

0

2550, 2700

6.9

2

A, D

2800

3.2

2

A, D

2900ET

6.9

1

A

 

 

Aポートに接続すると、A,B,Cポートを使用します。 2センサー接続可能なモデルでは、Dポートに接続すると、Dポートのほかに仮想ポート E,Fを作成します。 ここで、小技的な話なのですが、たとえばA,Dポートに2つSMECを接続できるモデルでは、Aポートに一つ付けると残りはDポート1個だけが残りますが、DポートにSMEC300を接続すると、A,B,Cの3つのポートが空き家です。つまり、SMECでなければ、あと3つの外部センサーをつけられるという面白い現象になります。 試しに、WatchDog1400のDポートにSMEC300、残りの3ポートにそれぞれ外部温度センサーを取り付けて数分間様子をみましたところ、下のようなデータができました。

机上で接続してみたデータです。
机上で接続してみたデータです。

 

これも、「あり」ですね。

その他、古いWeather StationやMini Stationなど2000シリーズなども対応させることが可能なモデルがありますがFWをセルフで替えるのではなく、物理的にマイクロチップを取り替えることになります。

弊社で有償交換可能です。お気軽にお問い合わせください。

ちなみに現在販売している2000シリーズは、SMEC300を接続可能です。

以上、Spectrum製品の紹介でした。