2012年7月9日
カニ太郎
うちでオリジナルで作成した動物カメラ用ケースのトピックを掲載したところ、「私もこんなの作りました!」とレポートをいただいたのが
動物カメラ自作ケース:ユーザー事例1
でした。
そしてまたまたユーザー様より自作ケースを紹介していただきました!
「荒野の暇人」様製の自作ケースはこちら!
凝ってます。かっこいいです。実用性高そうです。
さらに荒野の暇人様は惜しげもなく材料、作成手順を公開してくれました!
使用する材料はこちら
(1)100円ショップでタッパー(70×135×185)と300ミリの結束バンドとホームセンターで購入した幅30ミリのすきまテープ(合計308円 塗料代は含まず)
というコスパの高さ。以下作成手順とコダワリです。
(2) タッパー本体側にレンズ・センサーの形に応じた穴を開ける。内側と蓋にすきまテープを貼る。本体下部に水抜き用の穴(直径8ミリ)を3個開る。←これが重要
(3)(4) タッパーに迷彩色塗装をしてタッパーに挿入。蓋に結束バンド用の穴を4ヶ所。
(5) 砂防林の枯れた黒松に蓋を固定し、本体をはめ込む。塗料は白、黒、赤、緑の4色でグレーや茶色等も作れる。
(6) 家屋の白壁に取り付ける為に白塗装をしたケースも試作。家屋側から対面方向の花園を撮影するためにタッパー本体を壁に固定し、蓋側に穴を開ける。本体はポリプロピレン製で硬く、蓋はポリエチレン製なので簡単にカットできます。またセンサーの上下角の調整のため添え木に角度をつけた。
(7) カメラはすきまテープと蓋で固定され落下する心配はない。以前この場所にはダミーカメラが設置されていた。
(8) 花園側からは家屋に設置されたカメラを監視する定点カメラを巣箱の中に設置。
どうですか!
そう、荒野の暇人様は防犯目的でLtl Acron 5210Bを使用しいているため設置場所によって人目からカモフラージュする
ことが重要となってきます。白い壁には白いケースを、樹木にはカモ柄をと徹底したこだわり。
しかも以前書いた
センサーカメラLtl Acorn 5210A雨天ケースを自作してみた
での重要な点
1.前面に何も貼らない、置かない・・・センサーが誤探知を起こすようなビニールなどは貼らない。結露時曇って画像もボヤケます。
2.雨が抜けるような構造にする・・・前面が開いているので雨がケース内に入るのはしかたないこと。入った雨がカメラに浸からず抜けることが大事。
3.取り付けのことを考える・・・今回はパイソンロックを使用し樹木に固定することを前提としてケース。マウントは使用不可。
を全てクリアしています。
さらにすきまテープを有効活用。これによりカメラがケースに固定され安定感が増します。しかも雨にも強そうです。
すきまテープか・・・メモメモ
実はタッパーを利用して自作している人、結構いるんです。大きさが選べるのがいいんですよね~
まだまだ自作ケース案を大募集!荒野の暇人さんに負けない雨天ケースをドシドシお寄せください!!
メーカーで作れよって話ですが望みがあまりないので自作しちゃいましょう!