SIMフリーiPhone 6で香港に行って、TR-313Jも使ってみた

2014年10月17日

                            by ノルドマルク


1.ezfinder-s

(画像クリックで拡大)

 

香港で年2回開かれる大きな展示会を見学にやってきました。

さて今回は日本で購入したiPhone 6を香港に連れてきました。前回iPhone 5はSIMフリー版を香港で購入しました。しかし今は為替の関係で香港で購入する方が高いです。また「スマホの聖地」と呼ばれている旺角の先達広場でも、新品iPhone 6をお店に持ち込んで買い取ってもらっている人の方が多いじゃないですか!香港のAppleストアで買ったのか、日本で買ったのか知りませんが、大量に新品をお店に持ち込んでいる人たちが目につきました。


2.smartone

 

日本でキャリア契約しているSIMロックスマホは、海外でローミング使用すると高いです。したがってちょくちょく私のように海外に行く人たちは、SIMフリースマホを持って行くケースが多いです。現地でSIMカードを調達するわけですが、国によって入手しやすさが異なります。香港はちなみに空港でも購入できますし、ナノSIM以外は空港のセブンイレブンでも購入できるようです。
旅行者にはPCCWのツーリスト用SIMが一番得なようです。私はSMARTONEという大手のSIMを使用しています。最初にHK$48のSIM(2日分)を購入し、足りなくなったら写真のようなRecharge Voucherというものを購入します。これは街にあるSMARTONEショップで購入できますが、深水埗駅近辺露店なんかでは少し割引して売っています。SIMカードの挿入されたスマホで*111*の後に、スクラッチで見えてくる16桁の数字を入れて発信すれば、チャージ完了です。ちなみに日本からクレジットカードでチャージできます。しかし初めて48ドルのSIMを購入した時に、SMSで送られてくる暗証番号を覚えておかなければいけません。これがないとネットで購入はできません。日本への通話はどうするかというと、私は050を使用しています。香港から日本へは050でインターネット通話できます。日本からも受信できますよ。香港内での通話はうまくいかないようです。

さて私が今回一番心配していたのはios8になってからのAPN入力方法でした。もちろん専用プロファイルアプリを使いPCから設定もできますが、うまくやれるか少し心配でした。香港空港でSMARTONEのSIMカードを挿入し、電源入れるとLTEの電波は間違いなく受信していますが、インターネット接続できません。電源再投入してもうまくいきません。そこでプロファイルを見てみると、やはりb-mobileのままでした。それを設定メニューから消去すると、簡単にインターネット接続できました!APNの手入力は一切不要でした。

3.smartphone

 

香港のホテルではインターネット接続がいまだに有料なところが結構あります。私の宿泊したところはなんと24時間1,600円です!とても利用する気になりません。SIMフリースマホで節約して、ホテルのインターネットで1日1,600円払うようなマヌケなまねはできません。そこでiPhone 6からテザリングしようとすると、なんと「テザリングできません。SMARTONEにお尋ねください」とか出るぢゃないですか!まいりました。
ふとデスクの上を見ると「スマートホンです。お出かけの時はお伴します」とか英語で書いているではないですか!宿泊者用のAndroidスマホが各部屋にあるのです。こんなホテルは初めてです。そこでスマホの設定を見てみると、ちょっといやらしい感じにはなっていましたが、テザリングがうまくいきました。これでPCの方もインターネットだいじょうぶです。しかし通常のWiFiインターネットが1日1,600円で、備え付けのスマホからは無料でテザリングできるって・・・このコンセプト何なんだろ?

4.demo

 

さてさてインターネット接続も確保できたしということで街に出かけてみました。
こちら旺角では学生たちがデモのために連夜座り込んでいます。「自由に向かって進め!」などの垂れ幕がいたるところにかかっています。日本のテレビなどでも連日デモの様子などが伝えられていると思いますが、旅行者などに危害が加えられるような状況ではありません。
若者たちは「自由を!」と叫んでいるようですが、年配の方たちは「日常生活に支障が出て困るんだよね」とか若者と年配者で口論する様子なども見かけます。香港民たちも必ずしも一枚岩ではないようです。

5.tr313j

3G/GPSトラッカーTR-313Jですが、香港でも問題なく使用できます。TR-313JはGSMにも対応しており、香港でも使えます。通常はSIMカードを購入して、スマホで一度開通手続きします。その後APNをezToolで書き換えて、TR-313Jに挿入すれば、普通にezFinder BUSINESSで位置情報閲覧できます。
最近海外でも使えるローミングSIMなども出てきているようですので、機会があればそちらでも実験したいと思います。そうすれば年老いた両親の海外旅行にTR-313Jを持たせて、現地についたら電源ONだけで、位置情報をezFinder BUSINESSにレポートできるようになるかもしれません。

6.washoku

香港人がやっている和食屋さんに行ってみました。カナダなんかではラーメンの上に天ぷらがのっているようなビックリ和食に遭遇しますが、香港ではまだそんな和食に出会ったことはありません。一見ふつうの定食でしたが、茶わん蒸しには具は一切入っていませんでした。私の住む北海道で具無し茶わん蒸しはあまりないですが、京都とかではあるんですかね?