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  • 香港エレクトロニクスフェア2024秋に行ってきました。

    2024年10月28日
    by かんちゃん

     

    皆さんこんにちは!

    先日、香港で開催された「香港エレクトロニクスフェア2024秋(Hong Kong Electronics Fair (2024 Autumn))」に行ってきました。

    場所は香港コンベンション&エキシビションセンターです。

    香港の地下鉄MTR、Island Lineの湾仔駅で降りて徒歩10分ほど。看板があるので迷うことなくたどり着けました。

     

    会場。広くてきれい!

    1階、3階、5階が展示スペースとなっています。ホールの中だけでなく、通路などにも出展されていました。展示スペースに入るためには入場証が必要になります。受付で必要事項を記入して首から下げている方もいましたが、事前にwebで登録を済ませておけば、専用のスマホアプリを使いBluetoothかQRコードの読み取りで入場できます。並ぶ必要がなく、便利でした。

     

    1階通路。左手が受付。

    展示スペースはかなり広く、一通りすべてのブースを見るだけでもほぼ1日かかりました。ブースはきれいに列になっていて、また通路も広めだったためスムーズに見ることができました。ただし、数が多かったです!歩きっぱなしだったので足が疲れました・・・。

    右奥の方までブースが並んでいます。

    展示内容ですが、1階のブースはコンシューマー製品が多い印象を受けました。例えば・・・、

    ノートパソコン/モニター/スマートウォッチ/スピーカー/スマートリング/ヘアドライヤー/電動歯ブラシ/電卓/体重計/固定電話機/掃除機/美顔器/ライト/スマートグラス/マッサージ器/血圧計/小型冷蔵庫などなど。個人的に欲しいなぁというものもいくつかありました。

    少し離れたところにある別のホール。

     

    3階のブースは1階のブースと似ていますが、ぱっと見て何か分からないもの(パーツなど)を売っているところが少しありました。上の赤い絨毯の写真も3階のブースです。ケーブルやモジュールなどが展示されています。

    会場から撮影した香港の街並み。

    5階のブースはモジュール、基盤、スイッチ、小型デバイス用のモニターといったパーツ類がほとんどでした。ちなみに各階には大小さまざまなカフェやレストランがあります。休憩スペースもありましたので、足を休めながらブースを見て回りました。

    会場入り口付近。右手や右手奥にレストランがあります。

    気になるブースは見て回りましたが、取引先メーカーとも会っています。やはり、担当者と直接お話をすることは大事ですね。ブースであったり、レストランで昼食をいただいたりしながら近況報告や仕事の打合せを行いました。

    全体の感想としてはコンシューマー向けの製品が多いなと感じました。しかし、一部、気になるブースはありましたし、何より取引先メーカーと直接話ができる貴重な機会というのが大きかったです。

    今回、参加した香港エレクトロニクスフェアは(秋)でしたが、(春)にも開催されているようです。興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。 当社では乾電池式の4G自動撮影カメラを取り扱っております。今回の展示会でもいくつかのブースで出展されていました。最新の商品はスマホアプリでリアルタイム映像を見ることも可能です。

    以下のURLからどうぞ!

    https://www.gishop.jp/shopdetail/000000001526

    おまけ。機内食。白いのは大福、ピンクのはチョコレートです。

  • ハグロフ社-Haglöf Sweden AB-訪問レポート5 

    2024年06月28日
    by ボリボリ

    6月の初め、スウェーデンにはとても良い季節に林業製品のハグロフ社に訪問しました。5回目(最終回)のレポートです。レポート1レポート2レポート3レポート4 

    ストックホルムのアーランダ空港(夜中1時頃は少し明るい) 

    施設見学について報告です。 

    ハグロフ社の顧客とのミーティングに同行しました。

    ここは世界的に見ても極めて特殊なポールを製造しています。

    電信柱を多くの国に輸出しています。電信柱は、長くて真っすぐで上の方まで太い柱が要求されます。

    そのために松の木が使われています。スウェーデンも自動車で移動する限りすべて木製の電信柱でした。

    今は、アナログのプレシジョンキャリパーを使用しておりますが、これからデジタルキャリパーのシステム導入を検討しているということで、ソリューション担当の数名のスタッフと初めてのミーティングを行いました。 

    ミーティングのあとは施設を見学させていただきました。広大な敷地に、とてつもなく長いポールが大量に積みあがって、少しずつ仕上がっていく時計周りのコースで確認できました。 

    施設や製品の様子がわかるショート動画は下の通りです。数年前のドバイの万博でここの木材が使用されたそうです。 

    Ground planting 

    ところどころ作業小屋にプレシジョンキャリパーがあったり、ドリルにドリルチャックとボアビットが装着された工具がおかれていました。 

    完成品を背景に。右側3名とも全滅なのが残念ですが仕方ありません 

     

    スタッフの皆さんとランチをいただいているときに、熊の話になりました。 

    スウェーデンもヒグマの増加に頭を悩ませているそうです。 

    多い時は年間600頭も狩猟されているようです。 

    とても貴重な会社を見学させていただきました。 

    この地域にとって、林業はとても重要な産業なのだと実感しました。 

    ハグロフ社の見学もさせていただきました。 

    インクリメントボアビットの製造過程の一部を見せていただいたのですが、造形後の塗装前にとても重要な作業を行っていました。 

    一本一本専用の道具をつかい横から押したり測定器を目視したり、手作業で、完全にまっすぐになるように調整していました。長いビットではとてつもなく時間のかかる作業ですが、必ず必要な工程なのだそうです。 

    製造スタッフも、ベテランが多いです。インクリメントボアのチームもそうですし、Vertex5を組み立てていた人もVertexIIIの頃からのベテランでした。 

    その他、日本のユーザー様向けのサポートについて、サービス部門の方と時間をかけてミーティングを行い、一部の修理についても実習を受けました。 

    今まではメールでのやり取りでしたが、何年も対応していただいていたので初めましてという緊張は無く、充実したミーティングになりました。 

    休憩の時、天気がよいので外のテーブルでサービスのスタッフと雑談しながらコーヒーを飲んでいたのですが、話の中で「息子さんは何歳?」と聞くと、彼はとても不思議そうな顔をして、やがて笑顔になり「違うよ、今は太陽の話をしていたんだよ。」どうやら、SONの話ではなく、SUNの話をしていたようです。夏は夜が明るいという話だったようです。 

  • 香港に出張しました

    2023年10月16日
    by ノルドマルク

    7年ぶりに 香港秋季産品展(Hong Kong Electronics Fair)を見学するため香港へ行ってきました。

    札幌からの香港便も復活し、3泊4日でも余裕のある日程となりました。

    この展示会は毎年春と秋に開催され、数多くのコンシューマー製品を製造する香港、深圳等のメーカーが出展しています。メーカーとバイヤーを結びつける世界的にも貴重な展示会のひとつで、欧米からのバイヤーも数多く来香しているようでした。弊社はコンシュマー商品の取り扱いはあまりないのですが、弊社に日本向けの業務用製品を提供している会社も出展していたため、4社と打合せを行いました。

    7年前にこの展示会を訪問した時はドライブレコーダーやGPS製品、ドローンなどを展示する会社が多かったのですが、陳列されている製品もすっかり様変わりしていました。キーワードは「IoT」、「AI」ですが、家電、オーディオ、ウェアラブル、カメラなどに大別でき、特にApple Watchと似たような腕時計の展示が目を引きました。弊社のような業務向けのウェアラブル機器は少なく、あくまでもコンシュマー製品が多いという印象でした。

    さて今回香港を久々に訪問し、驚いたのは北京や深圳などで話される「普通語」の浸透度です。単に以前訪れた時に私が気づかなかっただけかもしれませんが、着実に「普通語」を話す人たちが増えているような気がしてなりません。調べていませんが、普通語をしゃべる人達が香港(通常は広東語)に移住するケースも多いのでしょうか?コンビニや露店のおばさん、おじさんも英語よりも、むしろ普通語の方がコミュニケーションをはかることができます。小さな食堂などでは、普段からお互い普通語でしゃべっているケースも見受けられました。

    今回も電子マネーについて調べてきました。結論から言うと香港は「Tourist Octopus」とクレジットカードがあれば、あとは小銭程度で大丈夫です。

    Tourist Octopus はSUICAのようなシステムで、iPhoneにアプリをダウンロードしてクレジットカードでチャージできます。香港空港から香港エクスプレスに乗る時も、MTRに乗る時にもアプリを立ち上げる必要がありません(事前設定要)。スマホを改札でOctpusマークにかざすだけです。コンビニなどだいたいどこのお店でもOctpusに対応しています。では現金が必要になるのはどのような時でしょうか?麺やお粥を食べるようなお店では「現金のみ承ります」みたいなことが入口にかいてあることがあります。そのようなお店ではクレジットカードもOctpusも役にたちません。あとはチップなどを支払う場合でしょうか(香港でチップは必須ではないと思われます)。

    スマホについてですがAhamoは最近訪問した台湾、カナダ、香港で問題なく使用できました。中国に行った人の話ではAhamoだとVPNなしでLine、X、Youtubeなど利用可能で、中国での利用はメリットが大きいようです。今回香港のホテルWi-Fi利用のPCでABEMAでLIVE放送の「サッカー日本 vs カナダ」を見ようしたところ、「お住いの地区では視聴できません」という表示がでて途方に暮れておりました。ところがAhamoテザリングでつなげると、問題なく視聴することができ無事試合を視聴できました。私にとってAhamoの唯一の難点は「海外での利用は15日間のみ速度制限なし」という点だけでしょうか。だいたいの出張はOKですが、今年カナダに18日間滞在した時は、前後3日間程度はWi-Fiや同行者のテザリングでしのいでいました。

    円安もあり日本でのモノの安さが際立っています。日本のコンビニでは300円弱程度で売っているハーゲンダッツが、香港では600円以上でした。食堂(決してきれいではない)で食べた牛肉麺も1,600円くらいです。日本では980円で売っているワインをコンビニでみかけましたが、これも2,000円くらいでした。私の住む旭川はまた東京などとも事情が違い、特に物価が安いと感じます。香港から遅くに帰ってきて、スーパーのタイムセールで買った「チキン照り焼き弁当」は199円でした!最近台湾、カナダ、香港と続けて訪問しましたが、こんな値段で弁当を買うことができる先進国は他にないのではないでしょうか?賃金があがらないのはいやですが、ラーメンが2,000円くらいの「新しい日常」もいやだなと感じる今日この頃です。

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