2012年10月2日
カニ太郎
前回、自動撮影カメラで撮影したことによりネズミの種類と行動を把握。
今回はテストを兼ねて暗闇でもカラー動画が撮影できる新機種を投入してみた。
暗闇でもより鮮明に毛色、毛並がわかり種の判別も容易になる。夜間カラーで静止画を撮れるストロボモデルはあったが動画が撮れるのはこの機種のみ。まだ発売前だがこの記事の一番下で紹介させていただきます。
さて粘着罠では捕獲できないことがわかったが、次はどのような仕掛けをするべきか。知り合いの専門家に相談したところ
帰ってきた答えは「毒エサ置いてみる?」でした。
ど、毒エサか・・・。実はネズミが出てから1週間、自動撮影カメラでその姿と表情を確認し憎たらしい!と思えずに、むしろ愛くるしいその姿から情が湧いていた。いや、そりゃそうでしょ!上の動画見てもかわいいし!飼うべきだ!と主張→家族会議→毒エサ決定
翌日、緑色したパン粉がうちに届いていた。見るからに毒々しい。
早速それを設置。どうか食べないで・・・。
僕の願いとはウラハラに全力でほうばるクマネズミ。
毒エサと聞いて食べたらその場で「ウッ」と倒れこむことを想像していたが次の日もその次の日も元気いっぱいに食べに来ている。
逆におかわりを足したくらいだ。よく見ると
一周り大きくなっていないか・・・。
次の日はさらに大きくなっている気が・・・
時には撮ってんじゃねえええ!と言わんばかりにカメラを固定している紐を食いちぎる
毒エサを食べて3日目くらいの昨日、夜11時くらいに突然、天井がバタバタ鳴った。
念のために仕掛けておいた平らになるタイプの粘着罠にかかったみたいだ!
早速、様子を見に行くとすでに暴れて後ろ足のみがかかっている状態だった。
右側のペットボトルはケーブルちぎられないように対策
その後も暴れ続け結局、振りほどいて逃げて行った。罠にかかった時の迫力はすごい。
というか、毒エサ食べているのにむちゃくちゃ元気だったんですけど・・・。
専門家に聞いてみると今回使用している毒エサ(パン粉タイプ)は食べてから持って1週間。
そろそろでは?とのことでした。明かりを求めてフラフラになりながら光を求め、外に出て息絶えるとのことです。さみしい。
さて上の動画で使用している夜間カラー動画撮影ができるセンサーカメラはSG860Cという機種。
リリースは11月を予定しています。
うちの新カタログに掲載しているのでぜひご覧ください。新カタログはこちら
うちからネズミがいなくなるまで・・・つづく。