3G/GPSトラッカーで古紙持去り業者を追跡し特定する!

2014年5月2日

カニ太郎

前回のブログでも紹介した3G/GPSトラッカー TR-313Jのリリース目前となりました。

どのような用途があるのかと考えてみると最近目にした記事を思い出した。

都会では大切な資源になる古紙の持去りが増えているらしい。

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※全てフィクションです

今回はこの3G/GPSトラッカー TR-313Jの活用事例として古新聞などの持去り業者を追跡し特定するシュミレーションを行いたいと思います。

 

用意するものは

TR-313J 1台

古新聞 1か月分

カッター

以上

まず1週間分の古新聞の真ん中をカッターでくり抜く。実はこれが一番大変な作業。

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新聞の両端をテープで留めてから切っていくとうまくいく

くり抜きが終わると念のためケースに入れたTR-313Jを入れる。

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あとはまた新品の古新聞を被せてヒモで縛る。

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見た目にはGPSが入っていることに気が付くことはない

その次に専用Webアプリ ezFinder上でアラート機能を設定する。(アラート機能はezFinderの有償版プレミアムアップグレードが必要です)

今回はジオフェンスという機能を使ってこの古紙が町内を出たときにスマホにメールまたはSMSを送るという設定にした。アイコンのジオフェンスをクリック

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ezFinderは日本語対応

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町内をポリゴンで囲いジオフェンスを追加する

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アラート設定も行う

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どのトラッカーを割り当てるか設定して完了

あとはこれをゴミステーション(ゴミ置場のことを北海道弁でこう言う)に置いて持去り業者が持っていくのを待つ。

・・・数時間後、スマホが鳴った!メールを受信している。

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SMSは通知だけだが

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メールでは地図画像が添付される

古紙持去り業者がまんまとうちのGPS入り古紙を持って町外に出たようだ。この町外に出るということは正規のゴミ収集車ではない。

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今日も大量♪

あとは悪質業者のアジトを突き止めるのみ!

どこを通ってどこに向かっているのかをezFinderにアクセスするだけで確認することができる。つまりインターネットに繋がっているスマホやタブレットがあればどこからでも居場所を特定できるのが3G/GPSトラッカー TR-313Jの最大の特徴だ。さらにFomaプラスエリア対応なので田舎道でも逃さない。

今すぐ追いかけたい気持ちを抑えて注意深く見守る。今回のミッションはヤツらのアジトを突き止めるんだ。

30分ほど隣町やその隣町などを周ってある場所で止まっている。ここか・・・

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クリックで拡大

早速、車で向かおう。運転を同僚にお願いし助手席でさらに移動しないか注意深く見ている。もちろんスマホさえあればどこでも確認することができるのでさらにどこかに移動しても追いかけながら追跡することができる。

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ど、どうしてココが!?

こうして古紙持去り業者を特定でき、今後こういった行為をしないという誓約書を書かせた・・・というシュミレーションでした。

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本体サイズは68 × 46 × 18mm、64gと小さい718_6_

専用クレードルで充電を行う

こうした用途で使える3G/GPSトラッカー TR-313Jは月々コストが804円(税込)からと低ランニングコスト。アラート機能を使わないで追跡するだけで十分という用途であればezFinderは無料で使用することができる。さらに TR-313Jの契約は本体を購入する必要はあるが携帯業界でよくある「2年縛り」といったようなメンドクサイ条件もないので好きな時に解約、必要があれば再度契約(要初期費用)できるお財布にも少ない予算にも優しい製品だ。

3G/GPSトラッカーサイトはこちら

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