2009/5/29
ボリボリ
北海道も徐々に薄ら涼しい春から暖かい夏へと移り変わってまいりました。
良い季節なので、米国のSECO社へ訪問しました。
カリフォルニア北部、サンフランシスコからというよりはオレゴン州に近いReddingというところにSECO社があります。
いつもお世話になっている取引窓口のSabineさんがRedding空港に迎えに来てくれました。
まずは、お互いの会社の紹介をして、あらかじめ打ち合わせておいたお願い事などを確認し合ってから、会社を見せていただきました。
工場内を見せてくれるのは、プロダクトマネージャーのMikeさんです。
彼とは、昨年サンディエゴのESRIショーでお会いしています。
Mikeさんも覚えていてくれました。
こんな地味な私を覚えてくれていてありがとう。
まず、スタッフのそれぞれの部屋を案内してくれました。
それぞれ一人ずつ部屋が与えられてます。
商品の企画、設計、図面作成関係が1階のフロア(↓左)。
国内、国外販売やマーケティング(カタログやHP作成)、総務が2階のフロア(↓右)。
↑これは、とても重要な機械だそうです。
品物に力を加えて、強度を検証するのだそうです。
いろいろな環境で使用する商品なのでタフな設計にしなければいけないためだそうです。
このような努力がSECOの商品を丈夫にしているのでしょう。
出荷前の商品が数多く並ぶ在庫部屋。
大変な数です。
↑ただいまPDA用(Recon等)のクレードルを作っています。
製品になる前は色も違うので教えてもらうまでわかりませんでした。
↑他にも製造マシンが数多く並んでいます。
↑↓形ができたら、今度はペイントやコーティングに入ります。
カラフルな作業スペースが広がっています。
カーボンタイプのポールにロゴをペイントします。そして、乾かしているようですね。
カーボンのポールはお値段高めですが軽くて丈夫。
SECOで作られているので安心です。
↑ペイントスペース。インクがたくさんありました。
↑染料につけてコーティング作業をするところです。
↑カラーパウダーでコートします。パウダーをまぶした後、熱を加えて硬く固めます。
↑箱置き場
↑緩衝剤製造マシン
エコに環境に配慮した緩衝剤を使用しています。
↓小さな部品と組み立て用デスク
↑休憩場所。以前は事務所だったようです。
↑リサイクル装置。アルミのチップを再利用するための機械。とても高価だそうですが、環境配慮のために、使用しています。
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~追記~
Reddingには、とても綺麗な湖があります。週末には、湖のほとりでボートを借りてキャンプができるそうです。アウトドア系とオタク系を混在させている私のアウトドア的アンテナにびんびん魅力が伝わってきました。
どんなに綺麗か知りたい人はこちらから!(私は、写真をとり損ねました。)
いやぁ、しかしあれですね。米国も、不景気の話題が結構ニュースで流れていました。日本も影響受けてますかね。
いやしかし、ここらが底だとしたらもう上がるしかないという強引なプラス思考で日本の私も邁進したいと思います。
よく食べ、よく寝て、そして適度な運動をしていれば、こうやって英会話能力もたいしたことないわたしがお仕事で海外に行かせてもらえるのですから、人生すてたものではありません。