WANAセンサー4Gの販売を開始しました!

2024年12月19日
by かんちゃん

皆さんこんにちは。

新製品「WANAセンサー4G」の販売を開始しました。

今回はこのWANAセンサー4Gについてご紹介していきます。

パッケージ。黒と赤のデザインです。

WANAセンサー4Gは、単三乾電池4本で動作する小型の端末です。中にSIMカード(microサイズ、SMS機能必須)を取り付けて使います。磁石をくっつけることができますが、その磁石が外れると、事前に登録しておいたスマートフォン電話番号にSMSが届いたり、スマホアプリに通知が送られてきたりします。箱罠の扉に取り付けることで、箱罠の扉が閉まったことを知ることができます。

 

磁石が外れることで通知が送られてきますので、箱罠でなくても「何かあった時に磁石が外れる」というような仕組みのものであれば、何にでもご使用いただけます。

続いて、パッケージの内容をご紹介します。

パッケージを開いたところ。「↓Strap inside」と書いていますが、アプリなど日本語です。

WANAセンサー4G本体が収納されています。右側の少しへこんでいるところは、アンテナを取り付ける部分となります。また、実際の製品は本体の上にクイックスタートガイドが置かれています。

本体を取り外したところ。パッケージの底に磁石などが入っています。

左上から、アンテナ、磁石2個(大小1個ずつ)、ロック(カラビナ)、ストラップ、紐、テグス、ねじ4本、金属板、クイックスタートガイド、ユーザーマニュアルとなっています。

本体についても見ていきましょう。

本体。正面中央の丸い部分には「SETUP」、下部には「ARM」と書かれています。

本体には「SETUP」と「ARM」という部分があり、これらに磁石がくっつきます。本体の設定を行うときは「SETUP」の部分に磁石をくっつけて行い、実際に動作させるときは「ARM」の部分に磁石をくっつけます。

本体裏側。ねじ穴やベルト通し穴、パイソンロックを通せる穴があります。

裏側はこうなっています。同梱されている金属板は、ベルト通し穴に通すことができます。

本体を開いたところ。クイックスタートガイドが載っています。

本体の大きさは114×90×50mmでコンパクトなサイズとなっています。

WANAセンサー4Gについて、概要や同梱品などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?実際の使い方や設定方法などにつきましては、以下の商品ページをご覧ください。定時レポートやバッテリー残量の確認など、便利な機能もございます。

https://www.gishop.jp/shopdetail/000000001529

製品につきまして、ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください!

香港エレクトロニクスフェア2024秋に行ってきました。

2024年10月28日
by かんちゃん

 

皆さんこんにちは!

先日、香港で開催された「香港エレクトロニクスフェア2024秋(Hong Kong Electronics Fair (2024 Autumn))」に行ってきました。

場所は香港コンベンション&エキシビションセンターです。

香港の地下鉄MTR、Island Lineの湾仔駅で降りて徒歩10分ほど。看板があるので迷うことなくたどり着けました。

 

会場。広くてきれい!

1階、3階、5階が展示スペースとなっています。ホールの中だけでなく、通路などにも出展されていました。展示スペースに入るためには入場証が必要になります。受付で必要事項を記入して首から下げている方もいましたが、事前にwebで登録を済ませておけば、専用のスマホアプリを使いBluetoothかQRコードの読み取りで入場できます。並ぶ必要がなく、便利でした。

 

1階通路。左手が受付。

展示スペースはかなり広く、一通りすべてのブースを見るだけでもほぼ1日かかりました。ブースはきれいに列になっていて、また通路も広めだったためスムーズに見ることができました。ただし、数が多かったです!歩きっぱなしだったので足が疲れました・・・。

右奥の方までブースが並んでいます。

展示内容ですが、1階のブースはコンシューマー製品が多い印象を受けました。例えば・・・、

ノートパソコン/モニター/スマートウォッチ/スピーカー/スマートリング/ヘアドライヤー/電動歯ブラシ/電卓/体重計/固定電話機/掃除機/美顔器/ライト/スマートグラス/マッサージ器/血圧計/小型冷蔵庫などなど。個人的に欲しいなぁというものもいくつかありました。

少し離れたところにある別のホール。

 

3階のブースは1階のブースと似ていますが、ぱっと見て何か分からないもの(パーツなど)を売っているところが少しありました。上の赤い絨毯の写真も3階のブースです。ケーブルやモジュールなどが展示されています。

会場から撮影した香港の街並み。

5階のブースはモジュール、基盤、スイッチ、小型デバイス用のモニターといったパーツ類がほとんどでした。ちなみに各階には大小さまざまなカフェやレストランがあります。休憩スペースもありましたので、足を休めながらブースを見て回りました。

会場入り口付近。右手や右手奥にレストランがあります。

気になるブースは見て回りましたが、取引先メーカーとも会っています。やはり、担当者と直接お話をすることは大事ですね。ブースであったり、レストランで昼食をいただいたりしながら近況報告や仕事の打合せを行いました。

全体の感想としてはコンシューマー向けの製品が多いなと感じました。しかし、一部、気になるブースはありましたし、何より取引先メーカーと直接話ができる貴重な機会というのが大きかったです。

今回、参加した香港エレクトロニクスフェアは(秋)でしたが、(春)にも開催されているようです。興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。 当社では乾電池式の4G自動撮影カメラを取り扱っております。今回の展示会でもいくつかのブースで出展されていました。最新の商品はスマホアプリでリアルタイム映像を見ることも可能です。

以下のURLからどうぞ!

https://www.gishop.jp/shopdetail/000000001526

おまけ。機内食。白いのは大福、ピンクのはチョコレートです。

SIM(シム)に親しむキャンペーン開催中! 

2024年9月13日

by ボリボリ

 

北海道の東川町は朝夕はずいぶんと涼しく日によっては涼しすぎるくらいです。 

日中は30度を超えてもカラッとしていて昔の北海道の夏はこんな感じだったような気がするなと思いながら過ごしておりますが、皆さんお住まいの地域はいかがでしょうか。 

そばにある田んぼの稲穂は、小金に色づきはじめ、専門家の方々が「まだ青い」とかなんとか言いながら稲刈りのタイミングを待つ時期がやってきました。 

さて、そんな北海道の初秋にGISupplyではキャンペーンを開催中です。 

通信カメラをご使用いただいているお客様に、カメラでお使いのSIMを教えていただくための、その名も『SIM(シム)に親しむキャンペーン』です。 

普段、お客様からお問い合わせいただきお話をしている時に、どのSIMをご使用かぐいぐいきいております。 

なぜならば、すごく知りたいから。 

皆様、気軽に教えてくれます。 

ただ、お問い合わせいただいているお客様というのは何か困ったことがあるときにのみお話をさせていただけます。 

がしかし、お問い合わせの無い順調にお使いのお客様からも、聞いてみたい! 

そんな思いからキャンペーンを開催させていただきました。 

GIShopのHPで、それぞれの通信カメラのページには動作確認済みのSIMを紹介していますが、ごくわずかです。 

評価用のSIMを購入するのも様々な理由で簡単にできないこともあり、その点ではユーザーのお客様も苦労されているかもしれないですよね。 

例えば 

SoftBank回線だけが使える場所がある 

↓ 

そこにカメラを設置したい 

↓ 

SMS付の物で手ごろな定額料金のSIMはどれ? 

など、お客様の環境で求めるSIMが異なります。 

  

そんなユーザー様にとっての水飲み場(?)になれればと願っております。 

皆様の投稿募集しておりまーす。 

    

特設サイトは下のバナーをクリック 

「SIMに親しむキャンペーン」特設サイトはこちらから

TREL 4G-LSのご紹介

2024年07月02日
by かんちゃん

皆さんこんにちは!

新商品「TREL 4G-LS ライブカメラ」を販売開始しましたのでご紹介します!

TREL 4G-LS ライブカメラとは?

ライブストリーム機能を搭載した自動撮影カメラです。専用のスマートフォンアプリを使うと、遠隔でライブ映像を確認することができます。(良好な通信環境が必要です)

TREL 4G-LS

撮影画像

特徴

ライブ映像が大きな特徴ですが、それ以外にも様々な機能があります。

・無料で使えるクラウドプラットフォーム

TREL 4G-LSから送信された画像や動画をまとめて閲覧したり、遠隔で設定変更を行ったりできます。

・メールサーバーの設定が不要

クラウドプラットフォームにデータが送信される設定があらかじめ組み込まれているため、メールサーバーの設定が不要になりました。SIMカードの設定を入力するだけで通信機能を使用することができます。

・TREL 4G-Rとほぼ同等の機能

3キャリア(Docomo、KDDI、SoftBank)対応や、タイムラプス、スケジュールといった機能などTREL 4G-Rとほぼ同等の機能を有しています。

・その他の機能や仕様

-最大画素数3,200万画素

-IP68の防水防塵規格

カメラの詳細な機能や仕様、クラウドプラットフォームなどは次の商品ページからご覧いただけます。

https://www.gishop.jp/shopdetail/000000001526/

ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ハグロフ社-Haglöf Sweden AB-訪問レポート5 

2024年06月28日
by ボリボリ

6月の初め、スウェーデンにはとても良い季節に林業製品のハグロフ社に訪問しました。5回目(最終回)のレポートです。レポート1レポート2レポート3レポート4 

ストックホルムのアーランダ空港(夜中1時頃は少し明るい) 

施設見学について報告です。 

ハグロフ社の顧客とのミーティングに同行しました。

ここは世界的に見ても極めて特殊なポールを製造しています。

電信柱を多くの国に輸出しています。電信柱は、長くて真っすぐで上の方まで太い柱が要求されます。

そのために松の木が使われています。スウェーデンも自動車で移動する限りすべて木製の電信柱でした。

今は、アナログのプレシジョンキャリパーを使用しておりますが、これからデジタルキャリパーのシステム導入を検討しているということで、ソリューション担当の数名のスタッフと初めてのミーティングを行いました。 

ミーティングのあとは施設を見学させていただきました。広大な敷地に、とてつもなく長いポールが大量に積みあがって、少しずつ仕上がっていく時計周りのコースで確認できました。 

施設や製品の様子がわかるショート動画は下の通りです。数年前のドバイの万博でここの木材が使用されたそうです。 

Ground planting 

ところどころ作業小屋にプレシジョンキャリパーがあったり、ドリルにドリルチャックとボアビットが装着された工具がおかれていました。 

完成品を背景に。右側3名とも全滅なのが残念ですが仕方ありません 

 

スタッフの皆さんとランチをいただいているときに、熊の話になりました。 

スウェーデンもヒグマの増加に頭を悩ませているそうです。 

多い時は年間600頭も狩猟されているようです。 

とても貴重な会社を見学させていただきました。 

この地域にとって、林業はとても重要な産業なのだと実感しました。 

ハグロフ社の見学もさせていただきました。 

インクリメントボアビットの製造過程の一部を見せていただいたのですが、造形後の塗装前にとても重要な作業を行っていました。 

一本一本専用の道具をつかい横から押したり測定器を目視したり、手作業で、完全にまっすぐになるように調整していました。長いビットではとてつもなく時間のかかる作業ですが、必ず必要な工程なのだそうです。 

製造スタッフも、ベテランが多いです。インクリメントボアのチームもそうですし、Vertex5を組み立てていた人もVertexIIIの頃からのベテランでした。 

その他、日本のユーザー様向けのサポートについて、サービス部門の方と時間をかけてミーティングを行い、一部の修理についても実習を受けました。 

今まではメールでのやり取りでしたが、何年も対応していただいていたので初めましてという緊張は無く、充実したミーティングになりました。 

休憩の時、天気がよいので外のテーブルでサービスのスタッフと雑談しながらコーヒーを飲んでいたのですが、話の中で「息子さんは何歳?」と聞くと、彼はとても不思議そうな顔をして、やがて笑顔になり「違うよ、今は太陽の話をしていたんだよ。」どうやら、SONの話ではなく、SUNの話をしていたようです。夏は夜が明るいという話だったようです。 

ハグロフ社-Haglöf Sweden AB-訪問レポート4 

2024年06月28日
by ボリボリ

 

6月の初め、スウェーデンにはとても良い季節に林業製品のハグロフ社に訪問しました。4回目のレポートです。レポート1レポート2レポート3 

スウェーデンの山中で、DPII(DPII+)システムでの、円形のサンプルプロット調査のデモを見せていただきました。 

プロットの決定には、DPII+とDP DME GPSモジュール、Vertex5でおなじみのトランスポンダ―T4+スプレッダー+伸縮ポールが必要です。 

このDME GPSモジュールはDPII+から電源供給されるので充電などの気遣いが増えません。ホントこういうところがスマートだなと思います。 

伸縮ポールにスプレッダーとトランスポンダ―T4を取り付け、サンプルプロットの中心に立てます。 

最初のプロットの位置をGPSで決定します。これでマッピングが可能になります。その後、DME(距離測定)機能で決められた半径(今回のデモでは5メートルに設定)内にある樹木の胸高直径を測ります。 

次に樹木の高さを測ります。今回はVertexLaserGeoのレーザー機能を使い高さを測定します。 

商品の詳細は下のリンクで確認できます。

 https://haglofsweden.com/project/dp-gps-dme/ 

※Cromeの場合はブラウザの設定ボタン(たてに黒丸3つのボタン)をクリックして、設定メニューを表示し翻訳機能をご使用ください。Edgeの場合はアドレスバーの右側に”aあ”というアイコンがあるのでそこをクリックして翻訳機能で日本語にできます。 

・・・それにしても綺麗な景色 

綺麗な景色と言えば、滞在したホテルはスキー場の上にあり、そばにジャンプ台がふたつもありました。さすがスウェーデン、木製です。 

こちら↑の高いジャンプ台は怖くて途中で断念しました。 

むりです。 

こちらの低い方は大丈夫でした。 

この景色も最初で最後のような気がします。 

ハグロフ社-Haglöf Sweden AB-訪問レポート3 

2024年06月27日
by ボリボリ

6月の初め、スウェーデンにはとても良い季節に林業製品のハグロフ社に訪問しました。3回目のレポートです。レポート1をみるレポート2をみる 

ハグロフ社の顧客の収穫作業を見学させていただきました。 

収穫作業に使用するハグロフ製品は、倒した丸太の長さと直径を評価するためのソフトウェアが搭載されたDPII+キャリパーです。 

https://haglofsweden.com/project/dp-ii-computer-caliper-2/

※Cromeの場合はブラウザの設定ボタン(たてに黒丸3つのボタン)をクリックして、設定メニューを表示し翻訳機能をご使用ください。Edgeの場合はアドレスバーの右側に”aあ”というアイコンがあるのでそこをクリックして翻訳機能で日本語にできます。 

GISupplyでは、現在MDII+を販売しております。MDII+はソフトウェアは一つで、そのソフトが搭載された状態です。MDIIには、立木を調査するための機能と収穫の丸太を測定する機能が搭載されております。また立木を調査するモードではVetrtex5から高さデータを受け取ることができます。あるいは、立木の高さや丸太の長さを手動で入力できます。 

いっぽうDPII+は、ハードウェアの他に立木の測定や収穫丸太の測定など用途に合ったソフトウェアを選択し合わせて購入する必要があります、またさらにGPSや音波で測距(DME)、丸太の長さや測定場所の位置を測るなど、用途に応じたアクセサリも豊富です。 

収穫作業の見学の続きです。重機に乗せてもらいました。興奮します。 

重機を動かす前にDPIIを起動して、重機に備えられたコンピューターにDPIIで作成した樹木のデータを送ります。倒す前から樹木は管理されています。 

コンピュータの準備ができれば作業開始です。 

※説明文は私の理解が追いついていない箇所もあるので間違いを避けるため動画にはコメントを入れていません。見て感じていただければ幸いです。 

さくさく切っていきます。 

丸太のカットする長さは、コンピュータに登録されている価格表から、できるだけ高額で販売できるよう決定されます。 

ざっくりですが、小さいと紙の原料になり、大きいと材木として利用されます。 

カットされた丸太は、枕木の上に並べられます。 

DPIIでクロス測定の平均を直径とするため丸太の下にキャリパーのジョウが入らなければ測定ができません。 

DPIIでまず、丸太の長さをテープで測り重機でカットした時の長さのデータから参照しどの樹木か確認します。それから上の細い方の直径を間隔をあけて測定します。 

重機での作業時の測定データと、DPIIの測定データを比較して丸太のサイズに誤差が無いか確認します。ここでは、直径で±4mm、長さで2㎝の誤差を確認しています。…木の皮一枚に満たなくないですか。重機の計測の精度がすごくないですかね。 

その後、このカットされた丸太は、若い女性が坂の下まで運んで、長さごとに積み分けておりました。 

作業は夏は早朝と夜間の涼しい時に行うそうです。 

今時期は雨が少なく、山火事には大変警戒しているということでした。 

ミーティングや食事をする部屋や修理を行う部屋を持つコンテナハウス。たしかに必要です。 

森林管理における先進国の現場見学は、とても貴重な体験でした。 

少しでも共有できればうれしいです。 

ちなみに、ここではKOMATSUの重機も活躍していて感動しました。 

関係ないのですが、お土産に買ってきた黒い飴玉が何とも言えないはじめての味でした。 

帰国後スタッフに、「北欧でリコリス(甘草)が使われたお菓子がある」ということを聞き、もしやと思いGoogleレンズで成分の項目を翻訳したところ、やはりリコリスでした。 

ハグロフ社-Haglöf Sweden AB-訪問レポート2 

2024年06月25日
by ボリボリ

6月の初め、スウェーデンにはとても良い季節に林業製品のハグロフ社に訪問しました。訪問レポート1にづづき2回目のレポートです。 

 

 

ハグロフ社の新商品については、VertexLaserGeo2が今年の秋に登場するそうです。 

Vertex Laser Geoは、音波またはレーザーで距離を測り、それと傾斜計で高さを測り、さらに電子コンパスで地形を測り、さらにさらにGPSでマッピング、ハグロフのクラウドアプリにデータを送ると体積を算出されるという、スーパーマシンです。 

以下に、海外サイトをご案内しますが、日本語に翻訳して閲覧できます。 

※Cromeの場合はブラウザの設定ボタン(たてに黒丸3つのボタン)をクリックして、設定メニューを表示し翻訳機能をご使用ください。Edgeの場合はアドレスバーの右側に”aあ”というアイコンがあるのでそこをクリックして翻訳機能で日本語にできます。

VertexLaser Geoサイト

 https://haglofsweden.com/project/laser-geo/

 

クラウドアプリのサイト(データを保存しなければ無料版で使用可能) 

https://haglof.app/

 

VertexLaserGeo2でさらに立木の任意の高さの直径を測定する機能が追加されました。 

今月行われたKWFという大きなイベントで紹介されました。下のリンク先でチラ見できます。

 https://www.kwf-award.de/2022/nominierte-produkte/produkt-13-vertexlaser-geo-2/

日本で使用されているVertexIIIやVertexIVでは、メモリ(保存)機能が搭載されていませんでしたが現在販売中のVertex5でも、VertexLaser Geoと同様にメモリ(保存)機能が搭載されており、測定し保存されたマシンからスマホのアプリでデータを吸い出し、吸い出したデータはエクセルで後処理したり、クラウドアプリで集計、レポートの作成ができます。 

樹木の直径を測るデジタルキャリパーMDII+やデジテックBTのデータも同様です。 

クラウドアプリは、EdgeやCromeなどWebブラウザでログインして使用できるのでOSも選ばず、つまりは、スマホでもパソコンでも、マックでもアンドロイドでもWindowsで作業ができるわけです。またブラウザの日本語翻訳機能を使えば、海外のアプリも日本語で使用できるのが良いところです。 

無料でアカウントを作成でき、機能を試すことができます。 

ハグロフ社最寄りの空港 貸切り状態の瞬間(大丈夫ですよ、皆さん後ろにいます) 

ハグロフ社-Haglöf Sweden AB-訪問レポート1 

2024年06月24日
by ボリボリ

6月の初め、スウェーデンにはとても良い季節に林業製品のハグロフ社に訪問しました。3日ほどの滞在でしたがいくつかに分けてレポートします。 

日本の皆様には「木の成長を調べる棒」、「幹の直径を測る巨大ノギス」、「音波と傾斜計で樹高を測定する」、「胸ポケットにおさまる世界最小クラスの樹高測定ツール」といえば、「ハグロフしか勝たん」でおなじみかと思います。 

念のため答え合わせは下の通りです。 

 

ハグロフ本社には35名が働いており、製造工場は姉妹会社でその他海外に関連会社があります。 

商品の開発にかかわる重要な部署には30年ほど働いているスタッフが数人、セールスや発注の窓口には23~4年(私とほぼ同じ)のスタッフが数名おり、修理窓口も間もなく20年目とベテランが多い印象です。 

なるほど、この人たちが世界80か国にハグロフ製品を輸出しているのか…。 

すでにインクリメントボアの製造を手掛けていたハグロフ氏が81年前に立ち上げた会社です。 

「僕のグランドグランド…(3回かそれ以上言っていた)ファーザーだよ」 

創業者の血族も働いています。 

インクリメントボアはハグロフ社の出発点だったのだと教えてくれるCMOの輝くひとみが印象的でした。 

大きなインクリメントボアの下で、CEO(左)と撮影 

 

ちなみにこのGISupply、最初の発注がVertexIIIでした。初めてご注文をいただいたときのことを今でも覚えています。賃貸のアパートの一室、私一人。当時東京を駆け回るK社長に電話で報告。 

「やっと受注きました!」 

「おめでとうございます!」 

CEOとCMOさんにシカ肉のステーキをごちそうになりながら、そんなエピソードをお話ししました。 

私の英語スキルは、かつての映画に出演していた指の長い宇宙人よりもひどいですが、なんとか伝わったような笑顔を彼らは返してくれました。 

Wildlife Insightsを使ってみました!

2024年6月6日
by かんちゃん

 

みなさんこんにちは!

今回は「Wildlife Insights」というサービスを利用してみました。

自動撮影カメラで撮影された画像などを選別することができます。

登録方法や利用方法につきましては公式ホームページをご参照ください。 

  

自動撮影カメラで次のようなことが起こる場合があります。

  • 植物の揺れに反応して、動物が写っていないのに撮影してしまう(空撮り)
  • 動物が写っているが、何の動物なのかわからない

「Wildlife Insights」を利用すると、これらが解決する可能性があります。

 

  

早速使ってみました。

まずはこちらの写真を読み込ませてみます。(※画像は一部編集しています)

すると次の結果となりました。

上から哺乳類、クジラ目、シカ科ということで合ってそうです。

この写真はわかりやすいですね。

  

  

次にこの画像を読み込ませてみました。

夜間なので白黒写真であることに加えて、動物が少しぶれています。

結果は次の通りでした。

同じく哺乳類、クジラ目、シカ科ということで良さそうです。

白黒でも判別ができそうです。

  

  

次はこちらの画像です。

こちらは何も写っていない画像です。これを読み込ませると・・・

何も写っていないという結果になりました。

空撮り写真も含めた複数枚の写真を読み込ませても、このように選別することができそうです。

  

今まで大量の空撮り写真に悩まされていた方や、写真に写っているのが何の動物か分からなかった方はこのサービスを使えば解決するかもしれません!

大量に選別した場合は時間がかかることがあるそうです。

また、動物を判別した場合、どのくらいその動物と思われるか(確率)といった表示もされるようです。

興味のある方は一度、ご利用になってみてはいかがでしょうか。