By BoriBori
朝晩を除けば、上着が要らない気温にようやくなりました。
北海道では、今が桜の時期です。香り高き行者ニンニクがおいしい季節ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
何年も北国で暮らしていながら今年初めて気づいたのですが、あと3カ月と少しでまた寒々しい季節になります。
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さて、ただいまカメラのお問い合わせとシャーマントラップのお問い合わせをいただいていますが、今回はBMCブランドの新商品カメラの機能をご案内したいと思います。
BMC SG968K-10Mは、BMCシリーズの中で現在最上位機種です。
他のモデルに比べ、以下のような特徴があります。
・トリガースピードが1.0秒と、はやい
・静止画が最大10MP(1000万画素)
・HD動画(720P)を撮影
・SETUPの起動が速い
・夜間撮影時のフラッシュがもっとも気付かれにくい(その次が560P-8M)
・気付かれにくいのに、フラッシュ照射距離が30mもある
・個体ごとの識別文字(A~Z)を1文字スタンプできる。
・静止画+動画(10秒)の撮影モードが追加された。
・静止画の連続撮影が1枚から6枚まで可能。
このようにスペックアップしています。
価格が若干上がりますがトリガースピードが上がったこととフラッシュ照射距離が長くなった点が撮影結果に良い影響をもたらすと思います。
また、多数のカメラを設置する場合は、識別ができる文字がスタンプされていれば収集した画像の迷子を防ぎます。
そして、例の通りタイムラプス機能も付いています。
取り急ぎ、週末の3日間に動作をさせてみました。
この価格帯の商品では、もっとも正確にタイムラプス撮影ができているようです。
他のモデルでは、時間間隔よりも長めに撮影したり短めに撮影したりというものがありました。→過去ブログ
エクスプローラで撮影時刻を見ると設定どおり30分間隔で撮影されていますので改善がみられます。
タイムラプス撮影をされるお客様からのお問い合わせは思いのほか多く、おそらく「これ」という機種が今のところ国内には、ないのかもしれません。
もちろん、Reconyxシリーズは正確にタイムラプス撮影をしますがセンサー撮影の用途ではないお客様やできるだけ多くカメラを設置したい人にとっては価格的に合わないのかもしれません。
SG968K-10Mが「それ」になれればと思いますが、この機種にはReconyxとは違い撮影時間帯を設定できません。一定の間隔で、1日24時間撮影を続けます。
夜の画像あるいは昼の画像がいらない場合は、邪魔な写真が撮れてしまうかもしれません。その部分を、よしとすれば問題なしと思われます。
時刻の正確さについては、同様に3日間5秒以内のずれにとどまりましたので、今回は壁掛け時計との比較ですし、まずまずの精度と思います。まずまずというより秒針の位置もほとんどずれていないので結構良いです。
下のスライドショーで確認できます。
(1)「Play」をクリックしてスタート(3秒ずつのスライドショー)
(2)コントローラーを任意の位置にドラッグして画像送り可能です
今回の結果がよかったので、胸を張ってお客様にご案内できるか、もう少し長期戦でデータを取得してみたいと思います。
追記
すでに日本語マニュアルとクイックマニュアルも準備できています。