2012 ATA Show訪問記

2012年1月17日

カニ太郎

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毎年アメリカで開催されている世界最大規模のハンティングイベント ATA Showに参加してきました!

今年2012年は1/10~12の間、オハイオ州コロンバスで開催。200社を超えるメーカーが新製品を展示し商談が行われています。

コロンバス市内(全米?)ではATA Showのテレビ番組が一日中流れておりテンションも上がります!!

旭川からは飛行機乗継合計16時間かけて到着。。。でもそれだけかけていく価値は十分でした!

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ATA Showのメイン製品はアーチェリーやボウガン、ライフル銃用のスコープがほとんど。

そのハンティングを助けるための道具、例えばブラインドやテント、迷彩服や弊社で取り扱っている動物カメラも多数展示。

アメリカではハンティングはひとつのスポーツ。日本とは楽しみ方が異なります。

IMGA0004展示会場の周りでは試し打ちスペースが設けられており各メーカーの新製品を射ることができます。

会場内はとにかく広い!それだけ人も多いのと各製品が大きいので広くなくては開催できないでしょう。

IMGA0006シャープシューティングに最適。でもどうやって運んだ!?

IMGA0010デコイ(ターゲット用の模型)もあれば

IMGA0041剥製のELKも!デカイ!!

とにかく会場はハンターのテンションを上げるイベントが盛りだくさん。

私はよくわかりませんがアメリカでは有名であろうハンターのサイン会やハンティング講座、テレビ収録などいたるところで行われています。

IMGA0014動物カメラはアメリカではトレイルカメラ、ゲームカメラ、スコーティングカメラと呼ばれハンターにはなくてはならない道具として利用されています。

日本では狩猟は獣害対策として行われることが多いようですがこういったカメラを用いて狩りをすることはまだ普及していません。

しかし野生動物の研究には重宝され弊社のカメラユーザーもほとんどが動物調査目的で利用しています。

上記の通りアメリカではそこに獲物(ゲームと呼ぶ)がいるかいないか、またいるとするとその獲物に危険察知されてはマズいので夜間は赤外線で気づかれないように撮影するIRタイプが主流です。日本では調査目的のため種の判別が必要で夜間もカラーで撮影できるフラッシュモデルの需要も多いです。

展示されていた動物カメラの新モデルもやはりIRモデルがほとんど。もっとフラッシュモデル増やしてくれとメーカーに要望してきました。

さてGISupplyでは各カメラメーカーと打ち合わせより日本向けな製品開発を働きかけてきました。特に一番人気のトレイルカメラ Ltl Acorn 5210Aのメーカーは日本を重要な市場と考えてくれておりこちらの要望を積極的に聞いてくれました。アメリカでは徐々に広まってきているGSMネットワークを利用した撮影された画像をスマホやPCに自動的に送信するモデルは日本では利用できず日本で利用できるモデルの開発にメーカーと協力していきます。動物カメラを設置して撮影されたとほぼ同時に携帯電話に画像が送信され確認できる。そんな未来もそう遠くはありません。

おまけ

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コロンバスは都会のような田舎町。高いビルが立ち並ぶ街中で電車がない不思議な町でした。

バスでウォルマートに行ってみると動物カメラが普通に棚に並んでいるし、迷彩衣類も豊富。それほどハンティングは一般的なアクティビティということでしょうか。