2017年4月25日
トド松
TREL 3G-Hの入荷時検査を担当しているトド松です。
まだまだ非通信モデルが主流の野生動物カメラですが、GISupplyで新しく取り扱いを始めたTREL 3G-Hについてご案内します。

TREL(トレル) 3G-H (クリックで商品ページへ)
【1】高画質撮影で野生動物の姿がより鮮明に

TREL 3G-Hは、現行普及モデルに比べ、高画質な画像撮影が可能になりました。さらにワイヤレス通信機能が新たに加わり、3G回線を利用し、撮影した画像や動画(※10MB以下)をパソコンや携帯電話に直接、送信することが可能になりました。
最大4つまでのメールアドレスに送信することが可能です。
高性能なカメラ性能と通信機能の組み合わせにより、鮮明な野生動物の姿をリアルタイムで確認することができるようになりました。特にモノクロ設定、夜間撮影時の画像が綺麗に映る印象です。
国内での通信端末に必要な技適の適合証明も取得済みです。
海外では4Gカメラも開発されているようですが、まだまだ実用化されるまでには課題があるようですのでぜひ、3Gカメラから導入し利用されることをお勧めします。
【2】 赤外線センサーの感知範囲が広く、トリガースピードも速いので撮影の取り逃しが少ない。

野生動物カメラにはパッシブ型と呼ばれる赤外線センサーが搭載されています。搭載されているPIRセンサーは動物の体表面から放出する赤外線と周囲の環境の赤外線を受信し、動作に反応します。
赤外線の感知範囲は57°で最大感知距離が30mとなっているモデルですので、広範囲の対象を撮影できるモデルと言えます。3G-Hのトリガースピードは一秒以内とされていますので、広範囲の対象物を感知して素早い撮影を行うのに向いている機種と言えます。
【3】 3G通信機能を活用して、屋外環境の管理や作業の効率化など様々な用途に対応できる。
※3G通信には別途SIMカードが必要になります。[対応SIMはこちら]
例えばこんな環境で・・(下の写真は弊社近くの河川敷です。ふきのとうが大きく成長しています)

・春から秋は水田/畑(野菜、果樹、キノコ栽培など)/森林に設置し、生育管理や野生鳥獣の生息状況・個体数の把握に。冬季は野菜保管室に設置して、野生動物の侵入をモニタリングし被害を防止。(弊社では、近隣の山林にデモ機を設置し-20℃の環境下での動作を確認しています)
・ICT(Information and Communication Technology)を利用した地域の文化財保護や公園管理などの作業効率化や動物の動態把握に。
【4】撮影設定はすごくシンプル。
カメラの撮影モードなどの設定は本体画面上で。

詳細設定はTREL.CONFIGというアプリケーションでパソコンを使って簡単設定。
撮影スケジュール機能搭載で、指定した時間のみの撮影が可能で電池の消耗を最小限に。

【5】そのほかの機能
・ノーグローモデル(夜間フラッシュをたかないモデルです)
・コンパクトで持ち運び/設置が容易(電池8本装着時の本体重量は約500g)
・バッテリーは単三電池4本または8本
・SMSを使ってカメラの設定変更が可能
・セキュリティボックス、パイソンロックなどのオプションアクセサリーも充実
・データ出力用USBポート(USB mini B)
この機会に、3G通信カメラ、野生動物カメラにご興味があるという方はお気軽にGISupplyまでお問い合わせください。
