ESRI UC in サンディエゴに参加

2009年8月4日
byカ二太郎

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米国ESRI 社が総力を挙げて、年に一度開催する世界最大の
GIS イベント「第29 回ESRI ユーザ会(ESRI UC 2009)」が
米国カリフォルニア州サンディエゴ市にて開催されました。

世界各国より13,000 名以上(昨年実績)のESRI 製品ユー
ザが一堂に会し、様々な分野のプロジェクトや研究で培っ
た経験とノウハウを共有し意見交換する場として活用され
ています。

その会場内の出展ブースに主要取引メーカーが出展していますので
打ち合わせと雰囲気を味わいに毎年参加しています。

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弊社と取引のあるメーカーで出展していたのは
TruPulse360が好評のLTI、
A100やR100など高精度DGPS受信機メーカーHemisphereGPS,
Archer Field PCのJuniper System,
森林用高精度DGPS受信機SXBlueIIが好評のGENEQの4社。

特にLTIのブースは広く目立つ位置にあり、ブース設計にもお金をかけている様子です。

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やはりこのメーカーはTruPulse360を看板製品として
実際に使用することができるよう状態で何台も展示していました。
その他、特に新製品などはない様子です。

展示品にまぎれて三脚を発見

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メーカーによるとこの三脚はノンマグネティックなのはもちろんのこと
雲台付きで軽くTruPulse360で測量する場合はこの三脚がベストだということです。
実際に持ってみましたが驚くほど軽い!これで丈夫なら問題なしです。
弊社でも評価品として購入し現場で使用し実証レポートをここに掲載する予定です。

すでに牛方ポケットコンパス用三脚をお持ちの方は牛方ポケットコンパス専用三脚用回転アダプターUCAD02をお使い下さい。

JuniperSystemのブースには何か見慣れないものが・・・。

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Archerに一体型のレーザー距離計&デジタルコンパス&カメラ&GPSなどなど
全てを集結してまとめて一体にして同梱したみたいな製品です。
こちらも評価が必要です。

仕事はこの辺にして・・・
サンディエゴはものすごく晴れていてからっとした天気だったので毎日が観光日和。
しかも夜8時でもまだ明るいので展示会が終わってからレンタサイクルでサンディエゴ近郊を観光。

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話は変わりますがロサンゼルスからサンディエゴまでの国内線の飛行機がこれ↓

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なんかテンション上がりました!

満喫した出張でした。

Elmia Wood 2009 に行ってきたヨ!!~Slivaにも訪問したヨ~

2009/6/15
ヤンピン

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4年に1度の林業の祭典Elmia Woodに行ってきました。

会場最寄りの街、Jonkopingがいつもそうらしいのですが、天候が非常に不安定で晴れたり、雨が降ったりでした。
タクシー運転手に明日の天気を聞くと
「俺はこの町で25年タクシーを運転しているが、天気のことだけはわからねぇ!」
と言われました。こんな口調でした。
そのくらい天候が変わりやすいようです。

Elmia Wood会場には様々な林業機械が並んでいました。
大型機械を見ると興奮するのはなぜでしょう?

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華麗なチェーンソーワークにより生み出された木彫り、革のコート、トラック雑誌、フォワーダーを体験できるゲームなどの展示・販売があり、家族での来場も多いです。
日本よりも林業が身近なのかもしれません。

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GIS企業、エコ関連商品も。

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スウェーデンでも害虫や鹿さんの問題は大変なようです。

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会場には機械メーカーの帽子を被っている人がたくさんいます。
あちこち回って歩いていると不思議と段々格好よく見えてきて被りたくなります。
スウェーデンの機械メーカーの帽子(ハンバーガーと飲み物付で50SEK)を購入してしまいました。

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gi090615_11ディーラーに配られたHaglof帽子と。

さてここからが本題です。

Haglof新商品『デジテックプロワン』のご案内です。

会場案内冊子の背表紙にもなっていて、力の入れ具合がわかります。

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ちょっと不思議な見た目ですが樹木の直径を測定する機器です。

~特徴~
片手で簡単計測♪
軽量
1~3mm精度
IP67
充電式電池(ニッケル水素)

操作は対象樹木に先端を刺し、左右へ動かすだけです。

↓測定原理はこんな感じ↓

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gi090615_15取材を受けるStefan社長

発売はもうちょっと先です。年末を目標に頑張ってくれています。
クリスマスプレゼントになるのか新年の縁起物になるのか…待ち遠しいです。
詳しいスペック等は追ってHP上でご連絡いたします。

~Haglofブース~

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~ディーラーズミーティング~

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首都StockholmにありますSilva本社にもお邪魔してきました。

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Silvaといえばオリエンテーリング!のオリエンテーリングをしている人の像。
(著名な方の作品だそうです…服は?)
右の写真はSilva社内のミーティングルームに キレイにディスプレイされていたコンパス達。

 

第5回GISコミュニティーフォーラム出展

2009年6月12日
byカ二太郎

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2009年6月3日(水)~5日(金)、東京ミッドタウンにて「第5回GISコミュニティフォーラム」に今年もGPSDGPS.COMはスポンサー出展しました。

弊社ブースにお越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。

出展企業はシステム開発会社が多いので大型モニターに自社システムを展示というブースが多い中、今年もごちゃごちゃした雑貨屋のような異色の弊社ブースはGPSロガーを手に取って見たいというたくさんのお客様が集まるマニアなブースとしてにぎわいを見せていました。

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GPSDGPS.COMブース

またGPSロガーを知らないお客様の情報交換の場として良いスペースとなっていたと思います。

その中でも注目を集めたのがPhotoMate887747A+
PhotoMateの小ささにびっくりし、747A+の高感度仕様に最新鋭GPSロガーの実力を感じていただきました。
さすがに展示会場が地下だったので室内では747A+でも測位はできなかったのが非常に残念です。←あたりまえですが

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雑貨屋さん

今回ブースに来ていただいた方との会話の中で特に感じたのはGPSロガーという商品がマニア向け(ユーザー様すみません。。)の商品ではなく認知度が上がりコンシュマー商品としての第一歩を踏み出したかと思います。
「これ何に使うの?」というお客様より「こんなに小さくなったんだー」から始まるお客様が多かったのもそのせいでしょう。

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会場の様子

今回のGISコミュニティーフォーラムは軽食とお酒がふるまわれたりと欧米式?でのパーティのようで仕方なく乾杯のビールを1杯だけ・・いや2、3杯・・・いやもっと・・・いただきました。お酒が入ると会場もワイワイし会話も弾みます。次回もぜひお願いしたいです。

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おいしいおつまみ達

展示会は弊社にとってユーザー様と直接会話ができる良い機会です。
もちろんきついお叱りをいただくこともありますが、こういう機能があったらいいなどの製品改良の意見を弊社は非常に大切にし、メーカーに率直に伝えます。
こうして皆様の理想のGPSが作り上げられていくと思っております。

これからもGPSDGPS.COMは展示会に出展しお客様の意見を聞き入れる場を持ちたいと考えております。
また積極的に新製品発掘や新機能アップなど「飽きさせないネットショップ」であり続けたいと考えております。

米国 SECO社訪問。待望の工場見学

2009/5/29
ボリボリ

北海道も徐々に薄ら涼しい春から暖かい夏へと移り変わってまいりました。
良い季節なので、米国のSECO社へ訪問しました。

カリフォルニア北部、サンフランシスコからというよりはオレゴン州に近いReddingというところにSECO社があります。

いつもお世話になっている取引窓口のSabineさんがRedding空港に迎えに来てくれました。

まずは、お互いの会社の紹介をして、あらかじめ打ち合わせておいたお願い事などを確認し合ってから、会社を見せていただきました。

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工場内を見せてくれるのは、プロダクトマネージャーのMikeさんです。
彼とは、昨年サンディエゴのESRIショーでお会いしています。
Mikeさんも覚えていてくれました。
こんな地味な私を覚えてくれていてありがとう。

まず、スタッフのそれぞれの部屋を案内してくれました。
それぞれ一人ずつ部屋が与えられてます。

商品の企画、設計、図面作成関係が1階のフロア(↓左)。
国内、国外販売やマーケティング(カタログやHP作成)、総務が2階のフロア(↓右)。

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gi090529_04↑これは、とても重要な機械だそうです。

品物に力を加えて、強度を検証するのだそうです。

いろいろな環境で使用する商品なのでタフな設計にしなければいけないためだそうです。
このような努力がSECOの商品を丈夫にしているのでしょう。

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出荷前の商品が数多く並ぶ在庫部屋。

大変な数です。

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↑ただいまPDA用(Recon等)のクレードルを作っています。

製品になる前は色も違うので教えてもらうまでわかりませんでした。

gi090529_08↑他にも製造マシンが数多く並んでいます。

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↑↓形ができたら、今度はペイントやコーティングに入ります。
カラフルな作業スペースが広がっています。

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カーボンタイプのポールにロゴをペイントします。そして、乾かしているようですね。
カーボンのポールはお値段高めですが軽くて丈夫。
SECOで作られているので安心です。

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gi090529_15↑ペイントスペース。インクがたくさんありました。

gi090529_16↑染料につけてコーティング作業をするところです。

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gi090529_18↑カラーパウダーでコートします。パウダーをまぶした後、熱を加えて硬く固めます。

gi090529_19↑箱置き場

gi090529_20↑緩衝剤製造マシン

エコに環境に配慮した緩衝剤を使用しています。

↓小さな部品と組み立て用デスクgi090529_21

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gi090529_23↑休憩場所。以前は事務所だったようです。

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gi090529_26↑リサイクル装置。アルミのチップを再利用するための機械。とても高価だそうですが、環境配慮のために、使用しています。

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~追記~

Reddingには、とても綺麗な湖があります。週末には、湖のほとりでボートを借りてキャンプができるそうです。アウトドア系とオタク系を混在させている私のアウトドア的アンテナにびんびん魅力が伝わってきました。

どんなに綺麗か知りたい人はこちらから!(私は、写真をとり損ねました。)

いやぁ、しかしあれですね。米国も、不景気の話題が結構ニュースで流れていました。日本も影響受けてますかね。

いやしかし、ここらが底だとしたらもう上がるしかないという強引なプラス思考で日本の私も邁進したいと思います。
よく食べ、よく寝て、そして適度な運動をしていれば、こうやって英会話能力もたいしたことないわたしがお仕事で海外に行かせてもらえるのですから、人生すてたものではありません。

第120回日本森林学会大会出展

2009/3/31
ヤンピン

記念すべき第120回日本森林学会大会(3/25~28京都大学にて開催)に出展しました。

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展示ブースは研究発表の隣に設置され、たくさんの方々に訪れていただきました。

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発表ポスター前の様子と展示開始前の弊社ブース

30分程早く行き
A. 林業関係のユーザー様から特に人気のDGPS受信機 SX Blue II
B. 防水仕様(IPX7)でリーズナブルな簡易面積測定器GT-31
で大学の周りを散歩測定しました。

gi090331_04路線長は1.2km、面積は8.58ha
※使用ソフトはField Mapper Pro

gi090331_05ほぼ同じ数値を記録!素晴らしい♪

測量用ソフトField Mapper Proを含む電子コンパス内蔵レーザー距離計TruPulse360°のシステムは既に多くの大学の先生方・研究機関・民間会社に導入いただいております。

前大会時には「コレ欲しいなぁ~」という声が多かった本システムですが、今回は「まだ持ってないの?私の所はもう買ったよ」などの会話が聞こえてきたりと、その普及ぶりが伝わってきました。
これからの山林コンパス測量はTruPulse360°で決まりです。

TruPulse360°本体をお持ちのユーザー様も是非システムにグレードアップして、その性能を120%発揮し研究・業務に役立てて下さい。

今回もう1つ注目を集めたのが、新商品のCID社製の森林キャノピーアナライザCI-110です。

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ノートパソコンからUSB経由で電源を取ります。 レンズが常に真上を向く設計。

このCI-110は150°の魚眼レンズを持ち、葉面積指数(LAI)や光合成有効放射(PAR)の測定や太陽光線の透過係数なども現場で確認できる代物です。一人でも簡単に測定できるので展示会場で遊んでみました。

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天井撮影用ではありませんが、室内のためこんな画像に。 解析結果はテキストで出力可能。

会場は外よりも寒いくらいで、毎日カイロが配られました。
Lascar社のUSBポート温度計で取った記録です。

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朝は7℃まで冷え込み、日中も12℃前後にまでしか上がっていません。

ではまた来年!

HemisphereGPS ディーラーズ・ミーティング in 旭岳

2008/12/18
カ二太郎

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12月8日HemisphereGPSの販売店会議に参加しました。
毎年恒例のディーラーズ・ミーティングですが今回はここ旭川で開催です。
なぜまた冬の寒い北海道に・・・。
それはカナダのHemisphere, Inc.副社長が決めるので誰にもわかりません。

場所は旭川から車で1時間ほどの北海道で一番高い山、
旭岳(あさひだけ)の麓で開催することに決めました。
旭岳は北海道上川郡東川町にある火山。大雪山連峰の主峰で、北海道最高峰。標高は2,291m。
ミーティング会場は旭岳の麓のホテル「ラビスタ大雪山」です。

前日に雪が降った旭川から旭岳までは広葉樹の枝に雪が積もり
ホワイトクリスマスツリーのような木々のトンネルをくぐりながら車で登っていきます。

ミーティングは国内の販売店が7社、韓国の販売店が3社、HemisphereGPSカナダから2名、
日本の総代理店である(株)ヘミスフィアのスタッフが参加しました。
ホテル内にあるレストランの一画で開催したせいか販売店会議という
堅いイメージの会議にはならなくコーヒー飲みながらワイワイとした会議でした

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(株)ヘミスフィアとグループ会社である(株)ティンバーテックと(株)GISupplyから
それぞれHemisphereGPSを使用した業務のプレゼンをして
それぞれの機種の特徴をいかしHemisphereGPSの活用例を勉強しました。

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(株)ヘミスフィアからは新商品である高精度 2周波GPS受信機 R220 の説明と
技術情報、国内で使用しての評価結果などの説明がありました。
またカナダHemisphereGPSから実際にR220で採用するエクリプスボードの実物を
見ながらエクリプスボードの特徴や設計について興味深い内容のプレゼンでした。

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R220はへミスフィアのエクリプスボードを搭載した最新2周波GPS受信機で、RTK/VRS/OmniSTAR/MSASなど 多様な用途に対応でき、RTK/VRSにより測量レベルの位置精度(95%)2cmから50cm前後のMSASデファレ ンシャル測位まで可能なマルチGPS受信機といえます。表示パネルで設定やモニタリングもできます。
他の販売店の期待も大きくプレゼン中は技術情報を中心に質問が多く勉強になりました。R220は近日発売!詳細はお問い合わせください。

次の日はみんなで旭岳ハイキング。
この寒さの中、ガイドさんに案内され慣れないスノーシューに防寒を着用して
冬の大雪山と北海道の寒さを満喫。

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ではGoogleEarth上で旭岳のハイキングを楽しんでください。

gi081218_06クリックで拡大

さぞかしみなさん寒かったでしょう・・・。

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ハイキングにご参加していただきましたみなさんお疲れ様でした。

進化したHaglofのキャリパー [MantaxBlack & Gator Eyes]

2008/9/19
ヤンピン

VERTEX IVインクリメントボアでお馴染みのHaglof社
Haglof社の人気商品の一つであるマンタックス・プレシジョン(デジテック含む)キャリパーが進化しました!
マンタックス・プレシジョンキャリパーに折りたためるMantax Black(マンタックス・ブラックキャリパー)が登場♪

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ジョー部分を根元から折りたためスマートに携帯・収納できます。
長さのラインナップは50cm, 60cm, 85cm, 90cm。

Haglofの開発魂はこんな画期的なアイテムも作ってしまいました。
Gator Eyes(ゲイターアイズレーザーポインター)です↓

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キャリパーからレーザーが!?

実際は対象物に当たっている部分に赤い2つの点で表示されます。

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gi080919_04写真ではかなり見えにくそうですが、実際は以外に見えます。

ゲイターアイズはお手持ちのキャリパーのジョーと取り替えるだけで40m先の樹木の直径も測定できる優れものです。

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高所など手の届かなかったあの部分も測れます。
勿論従来のキャリパーとしても100%機能!
ちなみに電源管理も簡単な単三アルカリ乾電池2個使用。ゲイターアイズを使用して出た値は距離により補正する必要があります。
近所の公園での実験をどうぞ。

 

1. 適当な太さの木を3方向から通常のキャリパーで測定。
2. それぞれの方向から5m離れた場所からゲイターアイズで測定。
※地面から130cmの部分を測定

単位:cm

測定者:ヤンピン
A
B
C
平均
通常のキャリパー
29.7
26.3
29.1
28.37
Gator Eyes
27.4
25.0
27.6
26.67
値の差
2.3
1.3
1.5
1.70

次は10m離れた場合。

測定者:M
A
B
C
平均
通常のキャリパー
29.7
26.3
29.1
28.37
Gator Eyes
25.4
24.6
24.4
24.80
値の差
4.3
1.7
4.7
3.57

通常のキャリパーと違い測り手による誤差も出易いのかもしれません。

基本は従来通り直接挟んで測定し、手の届かない箇所や足元が不安定で危険な場所などでの測定の場合にあると非常に便利なオプションかと思います。
備えあれば、です。

ESRIユーザーカンファレンスに訪れました

2008/08/18
ボリボリ

 夏の一番良い時期に私は、アメリカ西海岸はカルフォルニアにあるサンディエゴという都市に訪れました。

gi080818_01サンディエゴらしい景色

ESRI社によるユーザーカンファレンスの展示会に訪れました。

gi080818_02会場-サンディエゴ コンベンションセンター

DGPS受信機メーカーのTrimbleHemispereそしてGeneq、コンパス内蔵レーザー距離計TruPulse360Laser Technology、屋外用ハンドヘルドPC ArcherJuniper System、そしてGIS機器用の便利なアクセサリーを製造しているSECOと、弊社や弊社グループ会社と取引のある会社が数多く出展していました。

Hemisphere, Inc.(ヘミスフィア)gi080818_03米国エリアの営業部長(右) とカスタマーサポートスタッフ(左)

 DGPS受信機や、GPSコンパスは数多く日本のお客様にお使いいただいています。
カナダのカルガリーにあるメーカーです。
弊社のグループ会社である川崎の有限会社ヘミスフィアともども大変お世話になっています。

 OEMモジュールの新商品を見せていただきました。
V100に内蔵されているエンジンでした。
HemispherのGPSコンパスV100は、Vectorの後継機種にあたり日本でも多くのお客様にご評価をいただいている設置の比較的簡単な一体型GPSコンパスです。

9月半ばごろにも新商品を計画しているそうです。従来商品のアップグレード版とのことで、とても楽しみです。

◇◇      ◇◇      ◇◇      ◇◇

Geneq, Inc.(ジェネック)gi080818_04

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こちらのDGPS受信機は、Bluetooth通信機能搭載の森林向けとして評価されつつあります。
森林内でGPSデータを取得しても、ポイントの突発的な「とびはね(?)」がとても少ないのが特徴のDGPS受信機です。

◇◇      ◇◇      ◇◇      ◇◇

Trimble Navigation Limited(トリンブル)gi080818_06

こちらは、MicroSoftと並んで広いスペースに展示していました。
ESRIのGISツールとTrimbleの機器を組み合わせた完成度高いシステムという印象でした。

◇◇      ◇◇      ◇◇      ◇◇

LaserTechnology, Inc.(レーザーテクノロジー、LTI)gi080818_07LTIのブース

 Impulse+MapStarシステムおよびTruPulse200、TruPulse360を出展していました。
プロダクトマネージャーの方にはミーティングの時間を設けていただきました。
副社長も参加して日本のユーザーの感想やリクエストを聞いていてくれました。

◇◇      ◇◇      ◇◇      ◇◇

Juniper Systems, Inc.(ジュニパー)

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gi080818_09副社長(上)とハンドヘルドプロダクトマネージャー(下)

 ハンドヘルドPCのArcher Field PCと、従来からさまざまな国で使用されているデータコレクタAllegroを展示していました。
副社長とプロダクトマネージャーに出席していただき2時間ほどミーティングをしました。

◇◇      ◇◇      ◇◇      ◇◇

SECO Manufacturing Company Incorporated.(セコ)gi080818_10SECOのブースとプロダクトマネージャー

 GIS機器を現場で使用するためのアクセサリを数多く製造しています。
長いあいだ弊社との取引実績がありますが、プロダクトマネージャーとお会いするのは私は初めてです。
日本にどのようなユーザーが居るのかを説明しようとしたのですが、説明しなくてもどのような会社が何を購入するか伝えると、マネージャーは用途がすぐにわかるようでした。 その速さにさすが!と思いました。

 また、探している商品の話をすると「それは大変重要だ」と理解を示していただけました。

◇◇      ◇◇      ◇◇      ◇◇

 メーカーの皆さんへ、お客様の声をお届けすることができとてもよかったですし、メーカーのスタッフの皆さんも日本のユーザー様がたの感想が聞けて大変うれしそうでした。

おまけ

サンディエゴは良いところでした。

gi080818_11トローリー(路面電車

gi080818_12カヤックの店(ミッションベイ)

gi080818_13空が広くてとても綺麗でした(ミッションベイ)

今年も日本森林学会大会に出展しました!

2008年3月31日
By ヤンピン

こんにちは。ヤンピンです。
今回で第119回にもなります『日本森林学会大会』にGISupplyは今年も出展してきました。
僕にとっては初めてです。
緊張しました。

大会の期間は3月27日(木)~29日(土)。
場所は東京農工大府中キャンパスで行われました。
僕に直接関係のある企業展示は26・27日の2日間でした。

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説明文っぽくなりますが、前日の夜に現地入りし、当日(27日)の朝デジタルコンパス内蔵レーザー距離計TruPulse360°と森林測量ソフトField Mapper PROをインストールした20時間以上もバッテリーがもち屋外作業に大活躍♪のArcher Field PCにArcher用DGPS受信機 XF101を取り付け、敷地内を小一時間程測量しました。

gi080331_02Trupulse360°

gi080331_03Archer(下部分)とXF101(上部分)

なんとこの3つを合わせた重量はたったの1002g。1kgです。
片手で楽々持てます!素晴らしい♪
その気になる結果は…。

gi080331_04背景図は航空写真をペタリ

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若干の説明(言い訳)をしますと、地中にケーブルかなにかが埋まっているようで、コンパスの初期化ができない場所もあちこちで発見できました。車や建物も近くにあります。
当然ですが芳しくない結果に終わりました。
期待した僕が悪いのです。

通常は1/200程度は取れる性能を持っています。
会社の近くにあるスキー場で取ったデータはこちら。
これも僕が取りました。このくらいは取れるのです。

gi080331_06こちらは国土地理院から拝借

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さて肝心の大会の方ですが、なかなか会場の設営が終わりません。
寂しくベンチに座りデータを眺めている僕。

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いつになったら準備ができるのか不安からスタートした大会でしたが、始まってみるとご覧の通り大盛況!

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色々な方々にお目にかかり、お話を聞きと、非常に勉強になりました。
ありがとうございました。

gi080331_11GISupplyのブース

初日に続き2日目もとても多くの方々が来場されていました。
電話やメールでしか面識のなかったお客様と名刺を交換した瞬間は目頭が熱くなりました!
これからも宜しくお願いいたします。

gi080331_122日目の様子

話題のメインはTruPulse360°の測量セットです。
すでにお使いのお客様が他のお客様にも勧められる程満足していただいているようでした。
ご検討中の方は是非一度お問い合わせを!

もう1つ話題となったのが安価な小型のGPSロガーです。
新機種のデジタルコンパス・気圧式高度計内蔵のWSG-1000や、森林関係の方に人気のあるi-Blue747の上位機種
i-Blue747トリップレコーダーなどがよく手に取られていた印象です。

gi080331_13WSG-1000

gi080331_14i-Blue747トリップレコーダー隣のブースの方から「おたくさんのところは盛り上がっていましたね」などとも言われましたが、本当にあっという間の2日間でした。

来年も現場での貴重な体験・意見をお願いいたします。
こちらからはまたなにか『面白いもの』を持って行きます。
それではまた。

Haglöf社訪問記2007

Nov/2007  by ホリーポッター

11月の下旬からGISupplyの選ばれしメンバーにてスウェーデンへ出発しました。
目的はVERTEX IVでおなじみの長いお付き合いであるHaglöf社を訪問するためです。
ストックホルムまでは成田からコペンハーゲンまで約11時間、コペンハーゲンから1時間ちょっとの長いフライトです。到着した日はすでにストックホルムでは夜となっていましたのでストックホルムにて宿泊です。

翌日ストックホルムからクラムフォースという空港まで飛行機で45分ほど移動。その後にHaglöf社より車で10分程のSollefteaという人口約1万人ほどの町へ向かいました。旭川に比べて雪が少ないものの風の冷たさが全く違います!

gi071100_01写真はSollefteaのメインストリート。
道行く全ての人たちが皆挨拶を交わしながら歩いています。
翌日朝からHaglof社へ訪問です。

Haglöfは60年以上の歴史をもつ会社です。社内はカラフルでおしゃれな内装、託児ルームなども用意してあり20数名ほどの社員のみなさんも気さくでアットホームな雰囲気でした。

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下の画像は
上:巨大インクリメントボア!さすが・・
中:工場の様子
下:インクリメントボアのビットがサイズごとに並べられてます

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一番下にある集合写真の研修用ログハウスではHaglofの歴史や従来の商品、何点かの新製品を映像で紹介していただき、その後に工場を見学しました。

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あたらしいタイプのプレシジョンキャリパー。
持ち手が握りやすくなったのと刃が折りたためるという改良をしてあります。
その他これから発売の新しいコンピューターキャリパーや刃にレーザーを搭載したものを見せていただきました。

gi071100_07シャープナーについての手ほどき

gi071100_08VERTEXの筐体に基盤を入れて組み立て作業

gi071100_09壁の中にはHaglöf製品の絵が沢山!

gi071100_10こちらは開発のJoakimさん
開発ルームでの作業を実際に見せていただき、私たちの製品への要望などを話しあいしています。

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ちょっと写真がぶれてしまいましたが・・・Haglöf社でもGPSを製品に少しずつ取り込みを進めています。私たちのお土産のWBT-201についてJoakimさんとJonasさんは興味深げでした。

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ストックホルムの都会から500km以上離れた田舎町で働いているHaglöfの方々。求人の募集などに困難な部分はないのかとふと尋ねてみましたが、全く問題ないとのこと。
林業製品を製造しているので大都会ではなく森林があふれているこの町に会社があることはとてもHaglöf社に合っているとのことでした。

スウェーデンは歴史と伝統を感じ、人々も豊かさを感じさせるとても素敵な国でした。仕事もさることながら、言葉や文化をもっと勉強してまたいつか行きたいと思います。